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今週の気になるCM〜11月第2週〜
| サントリー / 和イスキー 膳 |
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(真田広之が唄う
”歩いて帰ろう”by斉藤和義)
・・ガチャ(時計の針の音) |
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時刻が夕方の5時になって・・ |
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突如、真田は飛び上がると
会議中のデスクに立つ |
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♪ 走る街を・・
唄いながら踊り出す・・ |
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(ターン・・それから
かなり高さのあるジャンプ) |
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♪ 見下ろして〜
軽快なステップ・・ |
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とうとう会議室から1人
出て行ってしまった・・ |
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♪ のんびり雲が・・
渋滞の道路を・・ |
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軽やかに車の上を
飛び跳ねて横断する・・ |
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♪ 泳いでく〜
ついには空を飛ぶ・・(!) |
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♪ ・・だから
走るバスの上に乗って・・ |
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♪ おうちへ帰ろう〜
相変わらず唄う |
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・・そして踊る
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♪ きょうは〜
ぴょんぴょんと
跳ねるように歩く
(っていうか本当に跳ねてる) |
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♪ おうちへ〜
自宅の天窓めがけて
ジャーンプ! |
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天窓から家の中に
入ってこようとする真田 |
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♪ ・・帰ろう |
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すると・・・ |
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いつの間にかしっかり
和服に着替えてる・・・ |
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妻 「疲れました?」 |
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食卓にそっとグラスを置く・・ |
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真田 「全然。」
(・・・んなわけないだろ。) |
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上から膳が順に2個
落ちてくる・・
Na) 膳、・・・膳。 |
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真田 「今なら付いてる」
夜空に浮かぶ月が・・・ |
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グラスの中に収まった・・!?
カラ〜ン
(まんまる氷の入る音) |
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真田 「和イスキー膳」 |
サントリー和イスキー「 膳 」のCMが新展開を迎えた。新展開というか新境地というか、それかもしかするととうとう最終幕を迎えたのかもしれない。
これまでのこのシリーズCMでは常に真田がテレビの前の視聴者の予想を裏切る形で「そこで普通だったら” 全然。 ”とは言わないだろう?」と思わせる場面を幾たびか見せてくれた。
しかしこれまでの真田の言う「全然。」と今回のCMでの「全然。」とではそのニュアンスが少々異なる。
シリーズの最初では女性との別れのシーンで「わたしたち、生まれ変わってもまた一緒になりたいよね。」という涙混じりの彼女に向かって真田はひどくツレナイ口調で「全然。」と言い放った。
この作品はひどく型破りで自分はこれを見て「真田は身を粉にして仕事をしているなぁ」という想いを強くさせられた。
というのも当時、真田は最近結婚した葉月里緒菜と不倫関係が話題になっていて奥さんの手塚理美に対しての対応の悪さが世間から非難を浴びていた。
その最中に放映されたこのCMは真田のイメージアップというよりはむしろ「マイナスイメージをさらに上乗せする」ようなそんな作品に思えた。
「本当によくまあ・・・真田はこんな仕事を引き受けたもんだなあ・・・。」と。
しかし結果的にはこの危険なまでの絶妙のキャスティングはその演技の下に見え隠れする「真田の冷たいあのセリフですらも果たして本当に演技なのかどうかが微妙」に思える演出で大成功した。
真田自身もむしろこの「逆境さえも利用した見事な仕事っぷり」が評価されて不倫問題で彼から徐々に遠ざかろうとしていたファン層を再びグッと引き戻したような気がする。(このCMばかりが要因では無いだろうが)
その後このシリーズで真田はドレスを試着して「似合う?」と聞くお嬢様風の彼女に「全然。」と言い、次には芸者遊びで思いっきり派手に遊んでおきながら「ノリノリですなぁ?」と言われて「全然。」と答えた。
ただ・・これらの作品というのはそのいずれもがただ単に視聴者の予想を裏切る形の「全然。」であればそれで良かった。
言い換えれば「全然。」と「膳&膳」のダジャレを導くためだけの前フリに過ぎないのであってそのエピソード自体にはサントリー和イスキーとの関連性は全く無い。
真田が「全然。」と言うきっかけは要は何でも良かったのである。
つまりはこれまでのこのシリーズ作品は全てその面白さは別としてもこのCM以外の既に世に氾濫している多くのナンセンス&ダジャレCMの類とまったく同類の作品に過ぎなかったのだ。
ところが今回このCMはこれまでとは違っていた。
真田は「一刻も早く我が家に帰って和イスキー膳を飲みながらの夕食を摂る事を楽しみに飛ぶように会社から帰ってきた」のだった。
このCMはミュージカルだ。真田はその胸の内にある我が家での夕食への熱い想いを唄いそして踊ることでわたしたちに表現して見せたのだ。
元々がアクション俳優でしかも舞台経験も豊富な真田は思えばこのCMの設定にはまさにうってつけの役者である。
そしてそのド派手な帰宅ぶりにも関わらず妻の「疲れました?」の問いに一言、「全然。」と答えるに及んで・・
「まだ・・・!まだこのシリーズの続きやってたのかよ!?しかもなんて大袈裟な演出なんだ!!」
と見ている側は思ってしまうのだった。
但し、今回の彼の言う「全然。」はとても前向きな「全然。」だとも言える。
「我が家での楽しい夕食を思えば、ツライ仕事も遠い帰宅までの道のりも(それこそ)全然苦にはならないよ。」っていう意味にもとれる。そこがこれまでとは絶対的に違う。
ここまできて自分が一体何を言いたいのかと言うとつまり今回のこのCMはこの「全然。」のシリーズ上ある意味最も計算されていて完成度が高い、という事だ。
それはもしかすると「これまでの作品が全て今回のCMの為のネタふりだったんじゃないか?」という想像をさせると同時にもしかすると「これ以上にレベルの高い作品はこのシリーズ上ではもう作れないんじゃないだろうか?」という気持ちにさせる。
しかし、もしもそうだとしてこのシリーズCMがこれで終了してしまう結果になったとしてもそれもまたイイのかもしれないなんて思う。
自分は個人的には音と映像とそしてユーモアテイストがバランス良く盛り込まれているCMが好きだ。その点では今回のこのCMは結構気に入っている。
だからヘタにこの「全然。」ネタを引っ張って今後その印象を悪くしてしまうようだったらここらでこのシリーズは打ち切って後に「昔あったサントリー膳のCMって面白かったよな〜」と懐かしく思える方が嬉しい。(いささか消極的だが。)
今回のCMを見て「シリーズ物としての絶好の散り際を得た」という気がしたのだが、もしかすると更に我々の予想を裏切って新展開を見せてくれるのかもしれない。
サントリー膳のCMはこれから一体どうなるんだろうか・・・?ま、どっちにしても面白ければそれで膳々構わないんだけど。
(最後の月がまんまる氷になってグラスに入るシーンなんかは昔だったらただそれだけで1本のCM作品ネタになるんだろけど・・・。)
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「このCMだけは本当に誰かにその面白さを解説してもらいたい」、と思うのが好感接客シリーズのさくらやのCMだ。
以前からこれを見る度に思っていたのだがこのCMっていうのは一体何を狙って何を期待して制作されているのだろうか?ハッキリ言ってさっぱり分からない。
できる事なら余計な詮索は抜きにしてこのCMのクライアントであるさくらやの本音を直接に聞いてみたいところだ。
さくらやは本気でこの”好感接客”をこれからの売りにして商売をする気があるのだろうか?それともこれは何かのユーモアのつもりで別に話題性さえ獲得できればその中身なんてのはもうどーでも良いとでも思っているのだろうか?
今回のこのCMではマッサージチェアーに座った客がその感触を「違うなぁ〜・・」と言って不満を洩らす。するとさくらやの店員が「コレはどうですか?」と言って客の足を持って素手でマッサージを始める・・・というもの。
これって・・何?(゚Д゚)?どこか面白い?それとも親近感とかが湧いてくる?う〜ん、全然分からないなぁ・・・。
こんな店員が実際にいたら嫌だよね?気持ち悪い。ちょっとした異常者かと思うね。アブナイから2度とこの店には行かないだろう。
まあ、それは当然制作サイドも意図して狙ってるんだろうけど・・・その意図って一体何なんだろうか?
商品を売る為の努力もしないで一体この店員は何をしたいのか?これから先の将来に渡ってこの客が来店する度に毎回こうしていつでもマッサージをし続けるつもりなのだろうか?その行為は客にとって好感が持てる事なのだろうか?
過去の作品についても触れておこう。
まず1つ目に「店内の清掃を心掛けているCM」・・清掃後、女子店員がまだホコリが残っているのを見つけてそれを人差し指に取って見せると相手の男子社員がその指を口でくわえてしまう。
何これ?(゚Д゚)セクハラ?そーじゃなくたってホコリの付いてる指を舐めるって・・気色悪い〜!!さくらやの店員って変態?マゾ?何かのマニア集団??証拠隠滅を図ったとでも言いたいのだろうか?それに一体何の意味があるのだろう?さくらやはそういうコソコソとした隠蔽体質のある企業なのか?
その2.修理の上がった腕時計を依頼主に電話で知らせる男性店員。それが「おじいさんの形見」と分かるや否や・・・突然態度を変えて「それは大切な品物でしょう!」と息を吹きかけて布でピカピカに磨く。
何これ?(゚Д゚)その修理品が客にとってどういう意味のある商品なのか?なんて事はさくらやには関係無いだろ。それでまたどうして店員の態度が急に変わるんだ??相手の顔色とか見てサービス変えてるのか?それに今時息を吹きかけて時計を磨くって・・・専用のクリーナーとかさくらやには無いのか?カメラ屋のくせに、なんて汚らしい・・・。
その3.客の探している商品が無いと分かった店員が帰ろうとする客を後から羽交い絞めにして「3日待ってくれれば取り寄せます!」と言う。
何これ?(゚Д゚)さくらやは暴力商法なのか?取り寄せるったって隣りのヨドバシやビックに行けば在庫がいくらでもあるかもしれないじゃないか。それをどの店で買おうが客の自由なんじゃないの??取り寄せができるなんてサービスは何処でも一緒だ。別にさくらやに限った事じゃあない。「取り寄せるからウチで買って欲しい」と思うのはさくらやの勝手。それを決めるのは客。なんて時代錯誤な商法なんだろう。顧客満足って言葉を知らんのか??
その4.店長が店員を集めて言う。「今度、新しいキャンペーンをやる」それを聞いた店員が「どんな内容ですか?」と聞くと店長が答えて「それはまだ言えない」・・・でCMは終わり。
何これ?(゚Д゚)CMのくせして「言えない」っていったい何なんだ?これがメーカーのCMならいずれ商品発表があるから・・・なんて風にも考えるけど流通やってる会社が思わせぶりな発言だけして結局その後未だに何の発表も無いってコレどういうこと??どうせ最初っから何の企画のアイディアも無いのでは?変な期待だけ視聴者持たせといてコレって一種の詐欺なんじゃないの?視聴者をバカにしてる。
その5.「思い荷物を店の出口にまでお運びします。」と言って店員がカウンターから巨大で重い荷物を客に代わって持ち運ぶ。しかし予想以上に重かったようでその店員の顔は苦痛で歪む・・・。
何これ?(゚Д゚)ここまで重い荷物なんかを店先程度まで運んで貰ったって客の方だって持って帰れないだろって。もっと別の方法を考えないのか?車の客なら台車を貸すとか電車の客なら配送扱いにするとか。さくらやの店員ってのは誰もが脳みそが筋肉でできてるのか?頭悪すぎ。だいたいこんなデカイ荷物をヒイヒイ言いながら店内を運ばれたら買った客も他の客も迷惑だってーの。もっと考えろよ。
他にも笑顔がどうだとか商品に詳しいですとかのバージョンもあったけど・・・それも含めて
その程度のことはどれ1つとっても
「さくらやに限ったサービスとは言えないだろっ。」
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と言いたい。
これらのCMを見ていると この企業=さくらや からは企業努力っていうものが全く見られない。ここに上げているような事柄は「わざわざ電波を使って声高に言わなくても至って当然の仕事」であったり、第一「顧客満足」への訴求点を完璧に履き違えているとしか思えない。消費者ニーズがまるで分かっていない。
恐らくビックカメラのやっているような「レジで100に1人は10万円分無料」なんていった大々的な企画力も無ければ資金力も無く(アレも当選者を見た事が無いが・・)、仕方が無くイメージ戦略に奔走したのだろうが・・・むしろ印象を悪くしている。
「好感接客」ってそもそも自分で言っちゃってる時点で感性がズレてるとしか言い様が無い。「好感」かどうかなんてそれは客が判断するコトであって、そう思われるように努力するのは当然だが勝手に先回りして「自称・好感」を名乗ってはいけない。
このCMを見て「さくらやに買い物に行こう」なんて思う人は果たして日本国中を探してもいるのだろうか?その逆は大勢いそうだが・・・。
かえってこちらが期待もしていない余計なサービスをさせられたりプライバシーにズカズカと立ち入った無神経な対応をされそうで怖い。
「お店のスタッフは全員明るく元気で人一倍の頑張り屋さん。ちょっぴりドジなのはご愛嬌。とっても温かい家族みたいなお付き合いで皆さんのお越しをお待ちしてまーす♪」
もしもこんな具合の会社イメージを消費者に根ずかせようという意図があったのだとしたら既に大失敗だと思う。時代錯誤も甚だしい。
そしてこのCMが原因で本当に1番参っているのが実は他でもないこのさくらやで働いている当の店員たちのような気がする。
「こんなアホみたいなCM流されて・・・誰がこんな風にできるか。しかも客はそれ見て来てるからアレやコレや言いたい事を好き放題ぬかすし・・。もうやっとれんわ。」
・・・ってね。
いやや・・・自分は全然知らなかったけど、「このCMに出演している人たちが今や一世を風靡している超人気劇団の有名俳優さん達揃いでテレビCMでその姿を一目見られただけでも大感激!」・・・なあんていう事だったらスミマセン・・・自分が不勉強でした。暴言の数々は謝ります。
しかし、それ以外の理由では・・・・・・・・・もう、どうにも救い様の無い最悪CMだね。
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最後におまけでPARCOの最新CM。
この「 NO MORE IMAGE! 」っていうコピーはスゴイ。それがパルコのCMなだけに・・・。
かつて「話がパルコ」(”意味が分からない”の意)という言葉が存在していた程、常に視覚的にこだわった映像ばかりを提供し続けてきたこの会社が、なんと21世紀最初の年に「もうイメージには頼りません!」って宣言したのである。
確かに先駆者であったPARCOの後にそれを模倣した不思議な映像世界を見せて印象を与える手法のCMっていうのは幾つも登場したんでもはやその路線だけでは独自性を打ち出すのが困難になってしまったのかもしれない。
もっともここで言う「 IMAGE 」がすなわちCM映像の事ばかりではなくて要は価格だとか商品体系だとかサービスなどの「顧客にとっての具体的なメリットに今後はより一層シフトさせていく」という経営方針のアピールなのは勿論であろう・・。
それにしてもこのメッセージのインパクトはPARCOならではという気がする。そこを狙ったであろうこのCM作品もなかなか考えられている。 |
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