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  てりやきてりー の           
           テレビコマーシャル劇場

よく言われることですが・・・テレビコマーシャルはその時代を写し出す鏡です。コピーフレーズに音楽、出演者にその衣装。扱っている商品自体が時代性を表していることもあればそのCM自らが話題を博しむしろ時代の先駆けとなることすらあるのです。そんな僅か15〜30秒ほどの時間にスポンサーの企業はその社運をかけて数億円もの多額な出費をし、製作する側のスタッフは先進の技術とみずみずしい感性を注ぎ込んでいるのです。とはいえテレビコマーシャルは映画やドラマの作品と違って一過性のものです。一度世の中にお披露目されれば2度と我々の目に触れることはありません。しかも映像の見た目の出来映えとは別に本来の意図する宣伝効果無くしてその良し悪しは語れないのです。テレビコマーシャルとはなんてゴージャスにして儚い運命なものなのでしょうか。そんなCMをビデオで録画収集して10数年・・・そのコレクションの中からとくにお気に入りのものと逆にそうでないものなどをこの場をお借りしてご紹介していきたいと思います。いずれは動画でお見せしたいのですがハード的な都合により取り敢えずは写真のみでご紹介します。なお、基本的には優秀と思われるCM作品を世に広く喧伝する目的でこのページを運営しておりますがもしも関係者の方で著作権等の理由によりここで紹介することが適当でないと思われる画像がありましたら当方で削除させて頂きますのでその節はメールにてご連絡のほどを宜しくお願い申し上げます。(WebMaster てりやきてりー)

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【気になるCM】バックナンバー
今週の気になるCM(最新版)
12月第3週のCM (ツムラ 薬用ソフレ)
12月第1−2週のCM (昭和シェル石油)
11月第4週のCM (JR東日本 Suica)
11月第3週のCM(シリーズCMの↑と↓)
11月第2週のCM(サントリー 膳 )
11月第1週のCM(トヨタ・エスティマ)
10月第4週のCM (シオノギ製薬)
10月第3週のCM(マツモトキヨシ安さ宣言)
10月第2週のCM (フォーミュラ2001)
10月第1週のCM(NOVA 言い訳太郎)
9月第4週のCM (日清 ラ王)
9月第3週のCM(ゴン太ササミジャーキー)
9月第2週のCM (花王リーゼつるんとパサパサ直しフォーム)
9月第1週のCM (IMAGE)
8月第4週のCM (FT資生堂スーパーマイルドシャンプー)
8月第2・3週のCM(なんくせつけたい特集)
8月第1週のCM (ほのぼのレイク)
7月第4週のCM(富士写真フィルム チェキ)
7月第3週のCM(コスモ石油超モーレツ♪)
7月第2週のCM(トンボ鉛筆 テープのり)
7月第1週のCM(WOWOW キャンペーン)
6月第4週のCM(トヨタ)自動車 ファンカーゴ
6月第3週のCM(出光 洗車キャンペーン)
6月第2週のCM(日清食品 カップヌードル)
6月第1週のCM(大塚製薬 ファイブミニ)
5月第5週のCM(Wing ナチュラルアップブラ 夏さらら)
5月第4週のCM(ファンケル すっきりクレンジングセット)
5月第3週のCM(大塚製薬 ポカリスエット)
5月第2週のCM (江崎グリコ アイスの実)
5月第1週のCM (東京IT法律会計学園)
4月第4週のCM (ミツカン 五目ちらし〜しゃもじdeピンポン)
4月第3週のCM (住友生命 LIVE ONE)
4月第2週のCM (キリン 午後の紅茶)
4月第1週のCM (花王 リーゼくしゅっとパーマもどしフォーム)
3月第4週のCM (マリナーズ ICHIRO)
3月第3週のCM (オペル new VITA)
3月第2週のCM (TU-KA プリティー)
3月第1週のCM (ファンケル 青汁)
2月第4週のCM (ライフセラフェイスマスク)
2月第3週のCM (リコーイプシオ)
2月第2週のCM (ASKUL)
2月第1週のCM (サッポロ黒生雪合戦編)
1月第4週のCM (カロリーメイト ベンチ編)
1月第3週のCM (KDDI マイライン)
1月第2週のCM (シャネル No.5)
1月第1週のCM (ジョージア缶コーヒー)
今週の気になるCM〜2002年1月第1週〜
朝日新聞 / W杯公式スポンサー
朝。洗面台で顔を洗う男・・・
33になった。
鏡に映った顔をじっと見つめる・・
ずい分遠くに来たようで、
妻「靴べら使いなさいよ。」
男「行ってきまぁす・・」
何も変わらないつもりでいた。
郵便ポストから朝刊を抜き取る・・
喫茶店(?)でのモーニングを食べながら
朝刊の紙面に何かを見つける

男「・・・・田中?」
男の声に振り向く人たち・・
男「田中だよ・・・。」
自然と足早に会社に向かう
男「コイツ、俺の友達・・」
男「高校の。」
男「同じ釜の飯食ったっつーの?」

少し自慢げに会社の同僚に話す
男「おお〜、見たか。
田中が出とった。」


テイクアウトのできるランチを買うための
行列でも携帯で話すのは朝刊の記事の事
男「ビックリだよ。」

昼食を食べる間もその事が頭から離れない
デスクの下からサッカーボールを拾い上げる
それを無言で見続ける・・・
2002年ワールドカップ用
公式サッカーボールのフィーバだった。
18だった。
(回想シーン)

男「アホか。止めとけって・・」
男「俺らのレベルじゃここまでやって。
別の道だってあろーが。」
田中「それでも俺はサッカー続けて見るわ・・。」
会社からの帰宅の途中、
グラウンドを眺めながら昔の出来事に
思いを馳せる・・
新聞の記事を見ながら

妻「へぇ〜、エライね。」
男「でも俺の方が上手かったんだぜ。」

ポツリと洩らす・・
夫の言葉には少しも触れずに

妻「エライね。」
一瞬目線を妻に送った後、笑顔で・・

男「・・・・・エライよ。」
ずい分遠くに来たようで。
朝日新聞は、
2002年FIFAワールドカップの
オフィシャルスポンサーです。


Na)朝日新聞
昨年の稲垣メンバーの逮捕劇の後に朝日新聞が満を持して送り出したのがこの新作CM、といったところだろうか?大晦日の夜から登場して新年に入ってからは毎日のようにバンバンと放映されている。(但し、ここに紹介しているこの60秒バージョンは大晦日だけの放映だったのかもしれない。)

「33になった。」33才という事は大学を卒業して約10年間社会で働いてきた事になる。
「何も変わらないつもりでいた。」同じ生活、何も変わらない毎日をただ繰り返してきたように思っていたのだろう。

ところが或る日、何気なく見た朝刊の紙面に彼が高校時代に共にサッカーで汗を流した友達の記事を見つける。「33歳で初代表。サッカー界遅咲きの実力派。」

そこで男は気付くのだろう。「何も変わってない事なんて無かった。18才の時に描いていた夢を今ようやく実現させた男がいる。奴はアノ頃から少しも変わっていない・・。むしろ変わってしまったのは自分の方だったのだ!」と。

あの当時の実力で言えば自分の方が上だった。あの時、自分も彼と同じようにサッカーを目指して進んでいれば今頃どうなっていたか?それだけの実力はあったんだ。誰かに話してみたい。そんな自分を自慢してみたい。

しかし、妻の反応は違っていた。「エライね。」昔の話をする夫にではなく、夢を今こうして実現するまで諦めずに頑張り続けた彼(田中)の事を本当にエライと思っていた。

男はそんな妻の姿を見て言った。「・・・エライよ。」才能よりもそれを信じて努力を続けた友人の姿をきっと誇らしく思ったことだろう。

「ずい分遠くへ来たようで、」10年やそこらで人の夢だとか理想なんかはそうそう変わらないのかもしれない。こうして友達が夢を実現させた事にどうにも抑えきれない感情を覚える。

そして男は彼(田中)のその姿に明日からの毎日を生きていく為の大きな希望と勇気を分け与えられたに違いない。

「そんなドラマの橋渡しをするのも朝日新聞の仕事の1つです」とでも、このCMは言いたいのかもしれない。

なかなかジーンとさせる良い出来栄えのCMである。ほんの少し、その展開が「明日があるさ」シリーズのジョージア缶コーヒーでの「将来は宇宙パイロットになる」事を夢見た浜田課長の姿とだぶるが・・・。

しかしチョットばかしケチを付けるとしたら、「サッカーで日本代表に選ばれる位の選手だったら本当は既にJリーグとかでかなりの実績と名を残しているハズ」である。

ワールドカップの公式サッカーボールを持っているなど、それなりに今でもサッカー好きでいるハズのこの男が「あの・・田中かっ!?」と驚いてしまう位に無名の選手がいきなり日本代表に選ばれるわけがない。

もしもそんな事があり得るのだとしたら、それは男が普段から「あまりにも新聞を読んでいないから」だったりするのかもしれない。それでイイのか?朝日新聞!!(笑)
昨年の大ヒット商品の1つであるアサヒビールの発泡酒・本生が初日の出を装って水平線から上がってくる。

アサヒビールが”朝日”の文字を使って初日の出を演出するというのは至って「ありがち」に思えて、これが記憶する限りではこれまで無かった気がする。

テレビCMにおいて本生のパッケージに合わせて赤い背景に白抜きの文字でメッセージを訴えるという徹底した表現手法も今やすっかりと定着した感がある。

この画面を見るたびに「あ、アサヒ本生のCMか・・。」と頭に強くインプットされてしまう。

パッケージデザインの大成功という意味ではアサヒはかつてアノ大大ヒット商品のアサヒ・スーパードライを売り出すにあたって当時としては斬新だった「銀色のパッケージ」で若者のハートを掴んだ。

今、発泡酒市場では再び赤いラベルで競合他社を一歩抜きん出ようとしている。

不思議とアサヒビールにはこうしたパッケージデザインによる戦略において大きな成果を生み出す力を持っているように思われる。
キリンの缶コーヒー”FIRE”ストーンウォッシュのCMでの木村拓哉。

相棒の猫が戻ってくるのを待って旅に出掛けるというシーンのようなのだが・・・。ここでの彼の猫に向かって言う「おせぇよ・・。」のセリフの言い方がとても「こぇえよ・・。」なのだ。

富士通FMVでも由紀さおりに向かって「なんで(犯人の名前を)言うんだよ!!」とマジ切れのように怒鳴っているが、どうして彼はこうもキレまくっているのか?

昨年の暮れにキムタクが主役で「1/47」というタイトルの忠臣蔵のドラマがフジテレビで放映された。まるで期待しないでそれを見ていたのだが結構面白いシナリオでいい加減見飽きたと思われた「忠臣蔵ドラマ」をそこそこ楽しむ事ができた。

しかし気になるのはやはり、このキムタクの演技である。なんていうか・・恐らく彼のこだわりとして「自然な演技」というのがあるのだと思う。

「演じ過ぎない。しかし素人っぽくもならない。」ごく自然に平常心のままで「人間・木村拓哉ならきっとこうするだろう」みたいなポリシーを頑なに守っている気がする。

確かに彼の演技はあまり肩に力が入っているという風には見えない。それを捉えて「自然派の演技」と言うのであればそれも可能であろう。

しかし、木村拓哉がどのようなシチュエーションであっても「いつでも木村拓哉でしかない」というのは果たして演技と呼べるのだろうか?正直言って今のままの彼では「役柄によって芝居を変える」などという芸当は到底困難なように思われる。

自分はキムタクというタレントを決して嫌いでは無いのだが、彼が今後単なるアイドルの枠を越えて「本当の実力派」としてその評価を得ようとするならば「いつまでもキムタク風を装う」事で満足していてはいけないのだと思う。

このCMにおいて「本当の仲間として認めている間柄だからこそ”人間と猫”という”飼うものと飼われるもの”という主従関係を度外視して「おせぇよ・・。」という対等の人間同士のような会話にさせているのも充分に理解できる。

しかしこの「ドスの効いた話し方」が少なくとも何気なくテレビを見ている我々視聴者にとってはあまり「心地良くない響き」に聞こえる位の事は誰か周りのスタッフが彼に助言してあげるべきなのではなかろうか?

キムタク人気に陰りが出ていつしかその姿を見ることも無くなる日が来るとしたら、きっとそれは彼に対してそういった「前向きな提言」をできるスタッフがその周辺に1人も居なくなった時だと思う。彼のワンパターンにはそういう危うさが見え隠れする。
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